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大阪近郊区間・大回り乗車車両説明 ここでは、大周り乗車中に利用する列車の車両について説明します。各々の路線ページに、使用車両(○○系)と書かれていますから、「どんな車両なのか」気になった場合、参考にして下さい。なお、大周り乗車では新幹線や雷鳥などの特急にも乗車できますが、ホームライナーも含めてそれらの車両はここでは割愛します。
■ はじめに・・・近郊区間内を走る列車の座席には、主に以下の3種類があります。
※ 4扉車両とは、1車両の片側に乗降扉が4箇所設置されている車両を指します。
■ 103系 トイレ× ロングシート
大都市路線向けの4扉車両です。1963〜84年の間に3447両も作られ、同一形式としては最多の生産台数となりましたが、老朽化が進み首都圏では一気に置き換えが進んでいます。関西地区では内装を更新した車両もあり、環状線や阪和線、大和路線では主力車両としてまだまだ多数が残っていますが、2両編成化され地方路線に転出する車両も増えています。
■ 105系 トイレ△ ロングシート
103系の「地方路線向け」バージョンです。国鉄時代に103系から改造された車両や、全くの新造車両の2種類があります。大阪近郊区間では和歌山線と桜井線、赤穂線で運転され、4扉のワンマン運転対応車両です。一部の編成にはトイレが設置されていませんので、2時間以上を要する和歌山線に乗車する場合は注意が必要です。
■ 113系 トイレ○ ボックスシート(セミクロス)
近郊型車両として国鉄時代に大量生産された車両で、短距離から中距離移動までに対応できるよう、ドア付近にはロングシート、中央部には向かい合わせ式のボックスシートが並んでいます。改装工事を行った車両では、扉間の座席が転換クロスシートに取り替えられています。大阪近郊区間では、湖西線や草津線、嵯峨野線、赤穂線、福知山線で走っています。地方路線に転出した際の短編成化に伴い、先頭車改造された車両の中には、こんな気持ち悪い顔をしたものもあります。
■ 117系 トイレ○ 転換クロスシート
国鉄時代、関西地区の私鉄との競合が激しい東海道・山陽線の新快速向けに投入された車両で、(通勤・近郊型としては)豪華な車両でした。しかし、2扉ゆえに乗降に時間がかかり、現在では扉付近がロングシートになった車両もあります。民営化間もなく新快速の運用から撤退し、地方路線への転出が進みました。大阪近郊区間では、湖西線の普通や福知山線の朝夕時間帯の列車で走っています。
■ 120系(気動車) トイレ△ ロングシート
JR化後に誕生した地方路線向け気動車で、ワンマン運転に対応しています。コスト削減のため、扉や空調など、バスと同じ部品を使っているのも特徴です。大阪近郊区間では関西線で使われており、クロスシート車両もあります。一部の車両にはトイレが未設置ですので、駅で済ませておく方が無難でしょう。
■ 125系 トイレ○ 転換クロスシート
2003年に、小浜線電化の際に登場した地方路線向け電車で、1両単位での運転も出来るワンマン対応車両です。2004年12月に電化開業した加古川線や、北陸線や湖西線の敦賀口でも運用されています。2ドア車両で、お手洗は車椅子利用者にも対応しており、ローカル線向け車両ながら(近郊・通勤型車両としては)最高水準の設備を誇ります。前面展望はもちろん良好です。ドア付近の座席は一部ロングシートになっています。
■ 201系 トイレ× ロングシート
国鉄時代に投入された4扉通勤型車両で、大阪近郊区間では琵琶湖線〜JR神戸線の各駅停車に使われていましたが、2005年以降321系へと順次置き換えられ、全車両が森之宮電車区とと奈良電車区へ移籍しました。車体は大幅な更新工事が行われており、塗装も大阪環状線用(8連)がオレンジ、大和路線用(6連)が緑へと変更されましたが、例外的に青色編成のまま大阪環状線に入っている編成もあります。
■ 205系 トイレ× ロングシート
国鉄末期に投入された4扉通勤型車両で、大阪近郊区間では阪和線で使われています。外観上は、201系の車体をステンレスにした格好をしています。201系と比べ、ステンレスになったことで軽量化が進み、さらに省エネ車両になりました。民営化直後に阪和線に配置された1000番代は、運転台の窓が拡大しているため眺めが良くなっています。
■ 207系 トイレ× ロングシート
JR化後に投入された4扉通勤型車両で、琵琶湖線〜JR神戸線の各駅停車、JR東西線と学研都市線の全列車、JR宝塚線に投入されています。正面・側面の窓とも大きく、眺めは良好です。車内では、連結部の扉が片方に寄っていますが、これは側面の扉間にある窓を大型の固定窓にしたため、非常時に換気を行うための窓開口部面積が確保できなくなりました。そのため、側面に大き目の開く窓を設置する必要があり、連結通路が片側に寄った構造になりました。
■ 221系 トイレ○ 転換クロスシート
JR化後に登場した近郊型車両で、3扉ながら転換クロスシートの車輌です。最初は琵琶湖線〜JR神戸線の快速・新快速に投入され、新快速が全列車この型式で運転された事から、京阪神地区の時間短縮に貢献しました。現在では既に新快速は後継の223系に讓り、主に大阪近郊区間の快速列車(JR東西線乗り入れ列車を除く)に使われています。
■ 223系 トイレ○ 転換クロスシート
大阪と関西空港を結ぶ快速列車用に登場した車両です。その後、221系の後継車両として最高速度130Kmにパワーアップされ、新快速に導入されました。現在、新快速は全列車が223系で運転され、琵琶湖線〜JR神戸線の快速列車にも223系が進出しています。阪和線で使われている車両(0番代・2500番代)は、最高速度が120Kmまでで、大型荷物を持った旅客対応のため、3列シートになっています。
■ 321系 トイレ× ロングシート
2005年12月から運用を開始した4扉通勤型電車で、207系の後継車両です。天井に大型液晶ディスプレイが設置され、停車駅案内や広告が表示されるのが特徴です。207系と違い、7両固定編成で登場しており、JR神戸線・JR京都線、JR宝塚線で走る201系・205系が全て置き換えられました。
■ 521系 トイレ○ 転換クロスシート
JR西日本初の交直流対応普通電車です。大阪近郊区間内は全て直流のため、デッドセクションはありませんが、敦賀をまたいで運転される列車を中心に、北陸線と湖西線の敦賀口の普通列車の一部に充当されています。車体や車内設備は223系とほぼ同じ、電機類は683系とほぼ同じです。なお、運行開始は2006年11月からです。
■ 最近まで見られた車両
北陸線・長浜〜敦賀直流化に伴うダイヤ改正(2006年10月21日)以前は、湖西線の永原〜近江塩津、及び北陸線の長浜〜虎姫に交直流の切り替え区間(デッドセクション)があり、交流・直流に対応した419系と475系が走っていました。大阪近郊区間内ではここだけの特徴ある車両でしたが、現在では見られなくなりました。
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